おはようございます。ここ数日は朝5時に目覚めるという、極めて健康的な生活を送っている自称夜の男こと加地野です。
さて、基本的にアプリの紹介などを中心にお送りしている当ブログですが、今回は少し趣向を変えたものをお伝えしましょう。
“声”というものはとても大事なものですよね。高低であったり、抑揚、トーン、言葉遣いも含めて人としての印象を大きく作用する要素の一つになりえるもので、特に第一印象に於いては大きな意味を持ってきます。
人からの評価を大きく左右しかねない“声”ですが、特に顕著に現れる場面が日常にもあります。特に若い方にとってはそうであるでしょう。 『カラオケ』
この言葉が日本発祥であることはあまりにも有名ですが、だからこそ日本人にとって非常に馴染み深い文化にもなっています。
基本的に朝から営業していて、翌早朝まで……或いは24時間営業しているカラオケ屋もありますね。利用料金も時間や曜日にもよりますが、長い時間楽しめる場所にしては安価な部類に入るでしょう。
大学生や社会人にとっては主に二次会での利用が多いであろうこのカラオケという文化はコミュニケーションツールとして、また人によっては評価を上げるためのツールとしての価値を見出すことができます。
やはり綺麗な声で上手に歌い上げれば印象はいいですし、もしそうでなくとも選曲などで場を盛り上げられれば間違いなく良い評価を与えられるでしょう。
というわけで齢25にしてカラオケという文化の重要さに気付いてしまった私が、皆様に今日から役立つカラオケinfoを伝授致します!
これを知っておけば合コンで人気者になれること間違いなしです。
その1~陣取り編~
まず前提として、人数は4~6人程度であることとします。2人とそれ以外で分ければいいのですが、今回は一番イメージがしやすい人数に設定しました。
部屋に入ったら、まずどの辺りに座るのかという話になりますよね。ここで何も考えずに適当に座ってはいけません。部屋のつくりにもよりますが、基本的に奥の方へ陣取るのはあまりよろしくないでしょう。真ん中の辺りならば皆と話すこともできるのでまだ良いですが、奥となると動きづらいわあまり話もできないわでメリットがほぼありません。つまりドアに近い場所に座るのが正解なのですが、それはなぜかと言うと、まず場を見渡しやすいこと。部屋の外に出やすいこと。そして一番大事なのは立ち上がって動くことが出来るということ。
余程歌が上手ならば静かに座って歌っているだけでいいでしょうが、そうでないのならばできたら全身を使って存在感をアピールしたいところです。それこそ適当でもいいので踊ってしまえば、よほど空気が読めていないとかでない限り、場は盛り上がるはずです。
そして外に出やすいというのも重要なファクターの一つです。カラオケで空気を読めないと言われてしまう行為として、人が歌っているときに携帯電話を弄るということが挙げられます。個人的にそれは仕方がないことだと思うのですが、確かに人が楽しそうに歌っているところで興味なさげに携帯を弄っていたら「つまらないのかなぁ」となるのも理解できます。
それでもどうしても携帯を見たいときってありますよね。ならば一度部屋から出ればいいのです。ドアから近い場所にいれば、歌っている人の前を横切ることもありませんし、あまり目立たずに行動ができます。マイナスポイントを減らせるのです。 よって陣取りはドアの近く。大事なことなので覚えておいてくださいね。
その2~順番決め編~
カラオケに行くとマイクを離さない人っていますよね。気持ちはわかりますが、何人かでいるのならばそれはあまりいい印象を与えることはありません。流石にそんなことは言うまでもないと思いますが、一応注意しておいてください。 ならば自然なのは全員が平等な回数を歌えるように回していくということになります。A君が歌ったら次はBさん。その次はC君……というように順番に回していき、最後はA君に戻ってくるようにすれば問題なく皆が歌えますね。ここまでもわりと普通だと思います。 重要なのはここからです。
仮に6人いたとしましょう。1番から6番まで選ぶことができます。あなたならどうしますか?
一番最初に選曲して、有無を言わさず場を支配するという考えもあるでしょうし、一番最後まで待って場の雰囲気を読むという考えもあると思います。
しかしそれは間違ってはいないものの正しくもありません。
では正解はなんでしょうか。答えを先に言うと、2番目ということになります。
カラオケにおいて目立つということは、場の中心に立つことだと私は思っています。そのためには自分がそれをし易い空気を作らなくてはなりません。ならば当然後のほうになればなるほど不利になりますよね? ならば一番最初がいいのかというと単純にそうはいきません。理由は二つあり、まず一つは地雷を踏んでしまう可能性。本当に一切の考えなしに選曲をしてしまった場合、面子次第では地獄が見えます。特に異性から引かれてしまった場合はもう終了です。
そしてもう一つがまだ準備段階である可能性ですね。各々上着を脱いだり、ドリンクを取りに行ったり、自分が必死に歌っていてもアピールのしようがないことがあります。場が整うまではマイクを握るのはやめておいたほうがよいでしょう。
2番目に歌うことのメリットは、それらの問題を解消できて尚且つ場の支配が可能だということです。最初に歌った人の選曲を見て、そのジャンルに於いた盛り上がる選曲をするもよし、ネタに走っているようであればそれを超えるようなネタ曲を入れるもよし、滑って場が白けてしまっていたら、ネタには走らずに適度にテンションの上がる曲を入れるもよし、対応がいくらでも可能なのです。場の空気を作る、とても重要なことですね。
その3~選曲編~
よほど歌が上手で『金太の大冒険』を歌っても自然と拍手が出るようなレベルならばここは何も考える必要がないでしょう。そうでない方には心ばかりのアドバイスをば……。
順番決め編で作戦通り2番目をとれたならば、最重要ステップである選曲編です。
先陣を切った人間は、言ってしまえば当て馬です。尊い犠牲があるからこそ、未来は僕等の手の中に! 基本は知名度です。ノリがいいとか悪いとかは二の次で、何はともあれ誰しもがその曲を知っていることは、最重要事項ではないでしょうか。
その知名度に関する判断も、単純なものではありません。今流行っているもの、青春時代に流行っていたもの、特に流行っていたわけではないが音楽好きにとっては常識のようなものなど、人によって興味があるジャンルは違うわけですからね。
事前にリサーチしておくのがベストではあるのですが、毎度そういうわけにもいかないでしょうから、私なりの見解で答えを導き出してみようと思います。
……ずばり懐メロ攻めでしょう!
懐メロといってもその場にいる面子にとっての懐メロなので、人によっては10年前でしょうし、また別の人にとっては20年前かもしれません。しっかりと年代を見極めることが大事です。そこさえ見誤らなければ、知名度という点においての心配は不要でしょう。一般的に音楽の話題が共通なものとして存在しうるのは、やはり学生時代になります。なぜならそれくらいの年齢だとあまり多趣味になりようがないからです。テレビやラジオをつければ無料で聴けて、学校でも昼休みに流れたりする音楽というものは、時間が多少あってもお金がない学生にとってはとても有り難い趣味であるということですね。
どの年代の曲かを決めたら、あとは順番決め編で触れたように、先駆者が示してくれた空気の流れを汲み取って具体的にどんな選曲をするかを決めれば問題ないはずです。イントロが流れ始めてから少しずつ皆が思い出してきて「あー、アレか―!」となっていく感じを作り出せればもう我々の勝利は目の前と言えるでしょう!
手はあまり関係ないと思っています。盛り上がるならばとにかく誰もが知っているような曲を選ぶこと。そして場の空気に応じてどのような曲にするのかを考えること。
それに加えて陣取りもしっかりとできれば、カラオケマスターの称号を得るのはもう目の前です! 先日カラオケにいった際は、一人でだんまりして完全にエアークラッシャーになってしまった私ですが、ちゃんとこれらのことをやれ、同じ間違いをすることもないはずなので、なんとか頑張ってみようと思います。よかったら皆さんも参考にしていただけると嬉しいです!